たみにゃすのメモ帳

ポケモンの構築記事をメインに書いていきます

飛躍のキッカケ【シングルランクマ】

こんにちは、たみにゃすです。

S12が終わり、「SVのランクマ」1年経っちゃいましたね。

この1年どうでしたか。

ランクマを頑張りたいそこのあなた。

思うように結果は残せましたか?

私はというと…

SVから

「順位を意識したランクマ」

に挑戦し始めて

12シーズンのうち5回「2桁順位」を取ることができました。

多分、旧作のランクマだと3桁すら取ったことなかったんじゃないかな?

そもそもORASまでしかやってなかったケド…

うん。我ながらよく頑張ったと思う(ドヤ)

 

・・・待って帰らないで。自慢話がしたいわけじゃないの

 

私の今のモチベーションは

ポケモンを頑張りたい人を応援したい」です。

私の成功体験が、もしかしたら役に立つんじゃないかしら?

と思い、記事としてまとめてみようと思ったわけです。

 

勝てるようになったのは

何かキッカケがあったはずなんです。

 

「これかなぁ?」というのもをいくつか挙げていきます。

何個か挙げれば、どれか一個くらい役に立つものも混じってるはず。

良さげなものがあったら持って行ってくださいな。

 

 

 

飛躍の一:「構築記事」から学ぶ

私が初めて構築記事を読んだのは、SVシーズン2の終わりでした。

当時プライドの高かった私は

構築記事を読む=「カンニング」みたいなイメージを持ってました。

「読みたくない…でもこのままやと勝てへんしな…」

という複雑な思いを胸に読み始めたことを覚えています(笑)

 

結論、「こんなプライド早めに捨てて正解だった」 です。

記事に出会ってゲットした知見は以下です。

 

  • 流行り。「乗るよりも対策した方が勝てるやん」
  • 耐久調整。「1から考えるよりも、パクって微調整加えたほうが良いやん」
  • 構築。「サイクル、対面…色んな種類があるんだ」

 

当初頭にイナズマが走りましたね。

「はよ教えてくれや!!」と思いました。

①流行り。「乗るよりも対策した方が勝てるやん」

各シーズン「流行り」ってあるじゃないですか。

当時の私はミーハーだったので

「○○が流行ってるぞー」という情報を入手したら

とりあえずその「○○」を構築に採用し、「他はどうしようかな?」と考えてました。

でも、構築記事を読んでいると、とある文言が多いことに気が付きます。

「流行りの○○に勝つために、▽▽を採用」

なるほどね??

恥ずかしい話、マジでその発想がなかったです。

実際勝った人達はそうしている。

ここから

「対策する側に立つ」

を強く意識するようになりました。

 

②耐久調整。「1から考えるよりも、パクって微調整加えたほうが良いやん」

「うぬぼれるな」ですね。

悔しいけど

「僕の考えた最強の調整」よりも

「結果を残した人の最強調整」

の方がやっぱりベースがしっかりしていることが多かった。

0から1を作るよりも、

出来上がったものを修正していく方が簡単だし、良いものになると気付きました。

というわけで「良いものは取り入れる」ことにしました。

 

構築。「サイクル、対面…色んな種類があるんだ」

ここで初めて構築に種類があることを知りました。

今まで適当に組んで適当に戦っていましたが、

「自分にはどの構築、どの戦い方が合ってるのかな」

という視点を持つことができました。

 

それまでは構築も戦い方も方向がバラバラでした。

対面構築でサイクル的な戦い方をしたりしてましたね。

今思えば、「そりゃ勝てないよ」です。

「構築と戦い方の方向性を合わせる」

を強く意識するようになりました。

 

飛躍の二:「構築記事を読むだけじゃ勝てない」と気付く

最初は「構築記事の仰せのままに」で色々チャレンジしました。

でもどうにも思ったように勝てない。

例えば

「100戦 65勝35敗 レート2100」みたいな記事を読み込んでも

「100戦 58勝42敗 レート1950」くらいに収まってしまいます。

 

「記事を理解するだけじゃダメなんだ」と気が付きました。

当時の私が考えた仮説は以下です。

 

①記事はシーズン終了後一斉に公開される。

➡その後の環境は急速に変化する。

みんな見てる。みんな真似する。みんな対策する。

 

②そもそも記事はマニュアルではない。

➡1から100まで全部載っているものではない。

書いてる側になって確信した。脳内全部を書くなんて不可能。

 

つまり構築記事は

完全コピーできたとしても、オリジナル以上になるのは難しい

ものだ、と考えるようにしました。

 

もっと根本的な

基礎的な部分を身につけるしかあるまい。

じゃないとこいつらに追いつけない…

 

飛躍の三:自分に合った構築を見つける

「構築」と「戦い方」の方向性が一致してないと勝てない

構築はいわば武器みたいなもんです。

武器にはそれぞれ適した使い方があります。

変な使い方をしたら役に立ちません。

ピストルで物理攻撃してたら話にならん!

 

構築を正しく使うために

「自分はこういう戦い方をする。だからこういう構築を使う」

みたいに

①戦い方を決める→②それに構築を合わせる

とすれば良いだろう と考えました。

 

というわけで、まずは

「自分が得意な戦い方ってなんだろう?」と考えました。

 

「・・・そんなもの無いが?」

結果も出せていない中、得意な戦法と言われましても…

 

ということで「得意」はあきらめて「好き・楽しい」で考えることに。

私の「好き」は「心理戦」でした。

「相手はこう思ってるだろうから…」と「読み」をしながら戦うのが楽しくて。

 

そんな自分に合った構築ってなんだろう?

それぞれの構築において「適した戦い方」を考えてみました。

 

ーサイクル構築

戦い方:強い動きで順当に勝つことを目指す

ー対面構築

戦い方:1対1を制し続けることを目指す。

ー展開構築

戦い方:エースで全抜きを目指す。

ーギミック構築

戦い方:やりたいことを押し付けて勝つことを目指す。

 

こう並べたとき

「対面構築」は「読み」の要素が重要になると気が付きました。

6VS6の戦いで「1対1を制する戦い方」

正直はじめは「運ゲーじゃん」と思いました。

ただ、それで「結果を残している人」「そうでない人」がいる。

つまり、運ゲーじゃない何か」がある。

それはきっと「読み」的な何かなのだろう。

その「読み」の部分をもっと突き詰めたい。そして勝てるようになったら絶対楽しい!

 

そうして、

「対面構築」を使って「読みの精度を上げる」という戦い方を目指すようになりました。

飛躍の四:読みの精度を上げる:「切り捨て」

そもそも「読み」ってなんや。

「読み」を定義するところからスタート。

 

「相手が○だろうから、私は▽する」

根本的には全部こういうことだと思う。

 

じゃあ次

「読み」のメリットってなんや。

 

「・・・決まった時気持ち良い?」

いや、まぁそれはそうだけども…(笑)

 

うーーーーーん。

長考の末たどり着いたのが↓のような考え方。

 

前提:相手の行動は 「○」or「 ○ではない」の2択

 

こちらの行動は

 ①「○」だけに対応する

 ②「○ではない」だけに対応する

 ③両方に対応する

 ④あきらめる

の4択

 

パッと見だと③が理想のように見える。

ただ、③を毎回完璧にやるのは至難の業。

「○」は1つしかないけど

「○ではない」は異常に多い場合があるからだ。

例:

カイリューの型など

ノーマルテラスが主軸だけど、鋼、飛行、妖なども相当数いる。あまりにも多種多様。

 

それに全部対応しようとすると

選択肢が窮屈になるし、1つ1つの対応は甘くせざるを得ない。

 

もし、「○」の可能性が80%とかの高確率であるならば

「○ではない」は切り捨てて

「○」の対応だけに集中。「○」には絶対勝つ!

にした方が、結果として勝率はよくなるだろう。

 

つまり

「○」の確率が高いなら「読み」をするメリットがある。

ということ。

 

確率の高い「○」が分かれば、「読み」で勝てるぞ!!

こうして、ランクマシーズンの戦い方を

 

序盤~中盤:確率の高い「○」を探る

終盤:「読み」で勝つ

 

と組み立てるようになりました。

 

以下、確率の高い「○」を探すためのテクニックです。

 

大事なのは「実際対戦してどうだったか」です。

「だろう」のままだと使い物になりません。

「実際多かった」になってようやく使い物になります。

なので

序盤中盤は試合数を稼いでリサーチすることがとても重要だと思います。

 

「読み」の小技集

①選出誘導

特別な対策が求められるポケモンを採用し

「●がいるから、相手は▽を出してくるだろう」

という根拠を作る。

「なんとなく」よりは根拠がある分当たる確率は高いです。

②立ち回り誘導

選出誘導の立ち回りVerです。

明確な対策ポケモンが用意されていない場合、「動き」で対策を施してくる可能性が高いです。

対戦数を重ねていくと、「キレイな処理のされ方」が分かってくるので、吸収していきましょう。

③実力読み

実力が高い相手ほど「安定」した勝ち筋を追ってきます。

ランクマは安定して勝てる人が上に行けるゲームなので。

相手視点の安定択を考えて、それに刺さる一手を考えます。

自分だけが安定択に気付いているパターンもあるので、そこは要注意です。

④流行読み

型や動きにも流行があります。

「●が流行ってるからきっと●だろう」

単純ですが、結構確度高めです。

 

飛躍の五:読みと保険

「読み」はどこまでいっても相手依存。

安定して結果を残すには、「読み」だけじゃ厳しいな、と思いました。

そこでたどり着いたのが「保険」という考え方です。

「読み」は当たれば強いが、外す可能性もある。

 

では

「読みを外してしまっても大丈夫」という状況をつくることができれば

安定感につながるのでは?

 

ということで

「読み」を考える際、同時に「保険」も考えるようにしました。

 

ここで1つ罠があるのですが

全部に「保険」を張ろうとしてはダメということです。

結局「全対応」になってしまい

「読み」のメリットをかき消すことになってしまうからです。

 

「どこに保険を張るか」

見定める必要があります。

 

自分は「確率に自信がないところ」に入れるようにしました。

 

「90%そうなるだろう」→入れない

ランクマで求められる勝率を考えれば、残りの10%は捨てても支障ないだろう。

10%のケアを考えた結果、90%の方のケアが甘くなるなら本末転倒すぎます。

だから考えない。

 

「60%そうなりそう」→入れる

残った40%を引いたときのプランBがほしい。

ランクマで求められる勝率は60%程度なので

「別にいいじゃん」と思われるかもしれません。

でも、それは

その1回の「読み」が成功=「勝利」

というクリティカルなものに限られます。

大抵の場合「読み」の場面は1試合に複数回発生します。

もちろん「選出択」も1回カウントですよ。

 

「90%の読み」と「60%の読み(40%で負け)」を通して勝つ試合の勝率は

単純計算で54%です。

でも

「60%の読み」に「外してもまだ50%は勝てる」という保険を仕込んでいた場合。

分かりにくいので詳細な計算はしませんが

勝率60%のラインを超えることができます。

 

このように

「読み」+「保険による調整」によって勝率をコントロールする

ということを意識するようになったことで

「読み」という一見ギャンブルプレイのようなことをしながらも

安定して高い順位を残すことができるようになった…

ような気がします。

 

おわりに

というわけで長々と自分語りをしてみました。

最近

TLで「私はこうして強くなったんだよ~才能じゃないよ~」

みたいな発信を多く見かけました。

こういう開示があるのはとても良いことだと思います。

折角だったら

「みんなが行動に移しやすい」ようにもっと具体的に書いたら良いじゃないかしら

と思った次第です。

他の上位勢も便乗してくれないかな~

みんなも気になるよね?(笑)

 

ということで今回はこの辺で!

さいなら~

 

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